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2009年11月04日 エラ・ガンジー氏が「開祖さまご命日」式典でスピーチ

マハトマ・ガンジーの孫でガンジー開発財団の創設者であるエラ・ガンジー氏が、佼成学園での講演や立正佼成会訪問、日本の国会議員との懇談などのため10月30日から11月7日まで日本を訪れました。同氏は、南アフリカ共和国の元国会議員で現在、アフリカ国民会議宗教委員会委員、WCRP(世界宗教者平和会議)国際名誉会長などの要職にあります。4日に大聖堂で行われた「開祖さまご命日」式典に参列。京都、大田、杉並の各教会を訪問したほか、学林生と交流しました。

4日、同式典に登壇したガンジー氏は、初代WCRP事務総長であるUUA(ユニテリアン・ユニバーサリスト協会)のホーマー・ジャック博士と祖父のマハトマ・ガンジーとの交流に触れながら、また、同氏の父がジャック博士のもとを訪ね、諸宗教協力の活動に興味を持ち大きな影響を受けたことを語りました。
また、マハトマ・ガンジーの共同体では、さまざまな宗教による祈りが行われていたことを紹介。加えて、自らが育った環境でも、諸宗教の教えが大切にされていたことを挙げ、「平和、愛、慈悲の心で人と接する教育を受けてきました」と述べました。
その上で「私自身が受けた教えと庭野開祖さまのメッセージとは非常に近い関係があります。そういう意味で、立正佼成会と私たちは太い絆(きずな)で結ばれていると思います」と強調。本会の名称に触れ「正法に立脚し、教えを広め、人と人との交流を通して人格完成を目指すという意味を知り、非常に感激しています」と語りました。
なお同氏は4日午後、法輪閣で庭野日鑛会長と昼食を共にしながら歓談しました。

(2009.11.13記載)