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2009年11月27日 渡邊理事長が天理教の上田表統領を表敬訪問

渡邊恭位理事長は11月27日、奈良県天理市の天理教本部を訪問し、上田嘉太郎表統領と懇談しました。10月26日付で表統領に就任した上田師に対する表敬を目的に訪れたものです。

上田表統領は、天理教の浪華分教会長、海外布教伝道部翻訳課長、天理教道友社社長などを歴任後、飯降政彦前表統領の退任に伴い、現職に就きました。任期は3年。
懇談の冒頭、渡邊理事長は上田表統領に就任の祝意を伝えるとともに、平素からの教団同士の交流に謝意を表しました。
このあと渡邊理事長が、現代社会の抱えるさまざまな問題への対応について尋ねたのに対し、上田表統領は自身が議長を務める「天理やまと文化会議」について紹介。すべての物事を天理教の教えに照らしてどう受け止め、どう対処すればいいのかという研究を進めており、信徒の信仰生活の一助になるよう目指していることを伝えました。
また、信仰の継承、家庭の大切さなどにも話題が及び、上田表統領から、天理教では「おたすけ」の一つとして、みんな同じ家族という思いで子供を預かる里親に力を入れていることが説明されました。
さらに、海外布教に関し、天理教には翻訳課という部署があることから、渡邊理事長が海外布教の促進に向けた教団機能の整備について質問。上田表統領は「常に人を育てていくことを大事にすることで組織も充実していくのではないか」と述べ、渡邊理事長は「佼成会にとっても、大事なことを教えて頂きました」と応えました。

(2009.12.4記載)