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2010年02月22日 「新しい家庭運動」のフリーゾ夫妻が来会、庭野会長と懇談

庭野日鑛会長は2月22日、カトリックの在家運動体であるフォコラーレ運動(本部・イタリア)の「新しい家庭運動」責任者で、バチカン教皇庁家庭評議会顧問のアルベルト・フリーゾ師とアンナ夫人の訪問を受け、大聖堂で懇談しました。フォコラーレ運動からリルー・マクダウェル日本女子センター責任者が出席、立正佼成会から庭野光祥次代会長、渡邊恭位理事長、国富敬二総務局副局長、庭野統弘学林学監が同席しました。

「新しい家庭運動」は、フォコラーレ運動の活動の一環として1967年に発足。子供たちへの識字、職業訓練をはじめ、親の育児能力向上のための支援などを世界各地で展開しています。
懇談では、1月15日にフォコラーレ運動のマリア・ボーチェ会長が本会を訪問した際の内容や、両者の間で深められてきた交流が話題となり、庭野会長はこれまでの友好関係を述懐しながら「フォコラーレに参りますと、いつも家庭の雰囲気でお迎え頂いております」と謝意を表しました。
また、家庭に関する内容が話題となり、アンナ師が「私たちは、家庭を大切にしている点でも響き合うものを感じます。家庭のために働きかけるのは、現代社会において不可欠」と語りました。さらに、同師は調和のとれた家庭で子供の健全な育成が図られていくことを強調しました。アルベルト師は、就労時間の増加などにより夫婦で会話を交わす時間が減少している欧州の現状を踏まえ、「夫婦の会話を増やすだけでなく、相手と向き合いながら、大事なことをしっかり伝えていくことが大切」と述べました。

(2010.2.26記載)