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2010年03月12日 WCRP日本委「第109回理事会・第104回評議員会」開く

WCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会の「第109回理事会・第104回評議員会」が3月12日、聖徳宗総本山法隆寺の聖徳会館(奈良県斑鳩町)で開催され、理事、評議員合わせて49人(委任状提出者含む)が参加しました。立正佼成会から、WCRP日本委理事長の庭野日鑛会長はじめ、同評議員の渡邊恭位理事長、川端健之総務局長、松本貢一青年本部長、国富敬二総務局副局長、菊池宏枝総務局副局長らが出席しました。

会議では冒頭、受け入れにあたった同寺の大野玄妙管長と庭野会長があいさつ。このあと、「WCRP40周年記念事業企画案」について審議が行われ、「奈良まほろばプログラム」の内容や記念事業委員会の組織などについて、意見が交わされました。また、「平成22年度第37回平和のための宗教者研究集会」の開催の予定も示されました。
引き続き、報告事項では、特別諮問委員会の杉谷義純委員長(天台宗宗機顧問)から新公益法人制度への対応に関連して、同日本委の行動の指針(案)、組織(案)などについて発表がありました。また、非武装・和解委員会から核拡散防止条約(NPT)再検討会議への参加について、青年部会からは「ARMS DOWN! 共にすべてのいのちを守るためのキャンペーン」への取り組みについて、報告が行われました。
このあと、同会館内で参拝が行われ、大野管長を導師に「般若心経」などが読誦(どくじゅ)され、参加者が焼香しました。参加者は、大野管長の案内で金堂をはじめとした伽藍(がらん)を見学。引き続き、同会館で「WCRP・奈良県宗教者懇親会」が開かれ、同日本委の理事、評議員と奈良県宗教者フォーラムのメンバーが交流しました。

(2010.3.19記載)