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2010年03月19日 「アフリカへ毛布をおくる運動」4月1日から実施

「アフリカへ毛布をおくる運動」(同運動推進委員会主催)が、4月1日から5月31日まで実施されます。1984年にスタートし、26年目を迎える同運動に、立正佼成会は今年も参画します。キャンペーン期間中、各教会は自主性に基づき、戸別訪問やチラシ配付など啓発・収集活動を展開。全国から集められた毛布は、各国の荷受団体を通して難民、国内避難民をはじめ、自然災害の被災者、社会的に弱い立場にある生活困窮者らに配付されます。

「アフリカへ毛布をおくる運動」は、貧困や紛争などに苦しむアフリカの人々を支援するとともに、いのちの尊さやつながりを学び、社会に分かち合いの精神をひろめることを目的としています。これまで会員や市民から389万7205枚の毛布が寄せられ、20カ国以上に届けられてきました。
2カ月にわたる運動期間中、全国各教会では戸別訪問やポスターの掲示、街頭でのPR活動などを実施。海外輸送協力金を募る取り組みも行われます。
実施概要は次の通りです。

【テーマ】
『みなひとつの大いなるいのちの中に生かされている。だからこそ、心をつなぎ合い、認め合い、支え合っていこう』
【目的】
○アフリカ諸国の人々の苦境を少しでもやわらげるお手伝いをさせていただく
○すべてのいのちの尊さ、つながりを深く学び、自らの心田を耕す
○市民によびかけ、共に菩薩行を実践させていただくことによって、社会に同悲・同苦、分かち合いの精神をひろめる
【毛布収集期間】
4月1日(木)~5月31日(月)
【配付対象地域】
エチオピア、ジブチ、ソマリア、モザンビークなどのアフリカ諸国
※最終決定は7月頃の予定
【海外輸送協力金】
毛布1枚につき千円
※これまでの900円から変更
【主催団体】
アフリカへ毛布をおくる運動推進委員会〈構成団体(50音順)=AMDA社会開発機構、JHP・学校をつくる会、日本国際ボランティアセンター(JVC)、立正佼成会〉
【後援団体】
外務省、特定非営利活動法人国際連合世界食糧計画WFP協会、国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所、特定非営利活動法人明るい社会づくり運動
【協力団体】
日本通運株式会社
【問い合わせ先】
教務局社会貢献グループ内「一食(いちじき)平和基金事務局」担当・佐藤、島影

「毛布をおくる運動」HPがリニューアル

「アフリカへ毛布をおくる運動」推進委員会はこのほど、インターネット上に開設されているホームページを全面改訂しました。
ページ内には、同運動の意義や参加方法、これまでの支援実績などをより分かりやすく伝えるページをそれぞれ設置。現地の様子を伝える「現地調査員レポート」や毛布を受け取った人々のコメントなども随時配信されており、同運動の推進に向けたさまざまな情報が得られるようになっています。また、本年度のキャンペーンのポスター・チラシや現地写真のデータをダウンロードできます。
ホームページアドレス http://www.mofu.org/

(2010.3.19記載)