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2010年04月04日 庭野会長迎え郡山教会田村道場で入仏・落慶式

郡山教会田村道場の入仏・落慶式が4月4日、庭野日鑛会長臨席のもと執り行われ、会員、来賓ら1400人が参集しました。佳重夫人が同行、教団を代表して渡邊恭位理事長が出席しました。

式典の冒頭、庭野会長の手によって「御本尊除幕の儀」が挙行されました。青年女子部員20人の奉献の儀、渡邊理事長導師による読経供養に続き、庭野会長が啓白文を奏上。建設経過報告のあと、会員代表が体験説法を行いました。
自己中心だった自らを振り返り、教えを学ぶことを通し、家族の支えや神仏の守護に気づいた体験を発表。その上で、「地涌(じゆ)の菩薩の自覚に立って悩み苦しむ人たちの善き友となり、共に救い救われの道を歩ませて頂きます」とさらなる精進を誓いました。
このあと法話に立った庭野会長は、合掌礼拝の本来の意味を「相手を敬うと同時に、他を通して自らを敬うこと」と説明。日常生活の中でのお辞儀やご本尊を参拝する重要性を説きました。また、縁起の法に触れながら、「私たちの人生は神仏のおかげさま、周りの人々のおかげさまで成り立っている」と強調。『誕生偈(たんじょうげ)』の一節「天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん)」を引用し、「世界中の人々は、みな、一人ひとり尊い」とその意味を解説した上で、「他人と比べないで自分の持てる力を発揮し、人さまから喜んで頂ける人間になることが大切」と語りました。
さらに、物事を不平不満で見るのではなく、うれしい、楽しい、有り難いと感謝で受けとめられる人間になる大事さを述べ、日常生活での実践を促しました。
新道場の敷地面積は2478・77平方メートル、延べ床面積362・94平方メートル、軽量鉄骨造り平屋建て。法座席、事務室などを備えています。

(2010.4.9記載)