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2010年05月29日 臨済宗妙心寺派で河野新管長の晋山式 渡邊理事長が参列

5月29日、臨済宗妙心寺派の新管長に就いた河野太通師(80)の「晋山式」が京都市右京区の大本山妙心寺で営まれ、臨済宗をはじめ各宗派、各界から約1200人が出席しました。立正佼成会から渡邊恭位理事長が参列、椎名啓至中国ブロック長、根本昌廣神戸教会長、野上浩代姫路教会長が同行しました。

河野師は大分県生まれ。18歳で中津市松巌寺の今井道勧和尚について得度し、1953年に祥福僧堂に掛塔(かた)、山田無文師(元妙心寺派管長)に参じてその法を嗣(つ)ぎました。77年、祥福僧堂師家に就任。94年から2001年まで花園大学学長を務めました。04年に兵庫県姫路市の龍門寺住職、同寺大衆禅道場師家。今年4月1日に東海大光前管長の任期満了に伴い、第三十三代管長に就きました。現在、全日本仏教会会長の要職にもあります。
河野師の師匠である山田無文師と庭野日敬開祖は交友を重ねた間柄で、その関係から河野師も庭野開祖と親交があり、『異體同心』(佼成出版社)に庭野開祖の追悼文を寄稿しています。
当日、渡邊理事長は、法堂で執り行われた法要に参列。緋色の衣をまとった河野師は、須弥壇上で力強く法語を唱えました。

(2010.6.4記載)