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2010年06月04日 教団付置研究所懇話会で「第10回生命倫理研究部会」

教団付置研究所懇話会の「第10回生命倫理研究部会」が6月4日、東京・台東区にある大本東京本部の講座室で行われました。テーマは『安楽死・尊厳死問題』。20の研究機関から61人が参加しました。立正佼成会からは中央学術研究所の藤田浩一次長らが出席しました。

当日は、東京大学の清水哲郎教授が『尊厳あるいのちの最期のために──安楽死・尊厳死問題とその周辺』と題して講演しました。「dying(死にゆく)」という英語を挙げ、死とは生が尽きるまで生き抜いた先にある最期のプロセスで、それは「living(生きている)」でもあると強調。「尊厳死(dying with dignity)」とは、尊厳をもって最期まで生きることと説明しました。
また、緩和ケアの発達を示した上で、「安楽死」の論理を当てはめるのではなく、「尊厳を回復し、意味のある生だと思い直すサポートを考えることが先決」と話しました。

(2010.6.11記載)