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2010年06月04日 庭野会長、神道扶桑教・杉山管長の「卆寿を祝う会」で祝辞

庭野日鑛会長は6月4日、東京・千代田区内のホテルで開催された神道扶桑教・杉山一太郎管長の「卆寿を祝う会」に出席し、祝辞を述べました。川端健之総務局長が同行しました。

神道扶桑教は、1572年に角行東覚師が戦国乱世の世を救うため「天地平安・萬人安福」を真願として冨士道を開いたことを起源とします。明治時代、教祖の宍野半師(初代管長)が多数に分立していた冨士講を「冨士一山教会」に統合。「冨士山・日本」を意味する「扶桑」を教団名とし、1882年に「神道扶桑教」は教派神道の一派として特立しました。1952年に包括宗教法人の認証を受け、全国に教会・布教所・神事社・講社を設けて活発に活動しています。
杉山師は88年に同教の五世管長に就任し、教派神道連合会、日宗連(日本宗教連盟)の理事長などを歴任。庭野日敬開祖、庭野会長とも懇意な間柄にあります。
席上、庭野会長が祝辞に立ち、杉山師の徳望に敬意を表しながら、富士登山の経験などにも言及。「扶桑教が多くの方々に心の平安をもたらし、杉山先生が今後ともご健勝でご活躍くださいますようお祈り申し上げます」と述べました。
このあと、杉山師はあいさつの中で、庭野開祖との交流などを述懐。「富士山は、日本の大地そのものが東の天に向かって合掌した姿であり、六根清浄の聖地、根本道場」と述べ、さらなる精進、求道の志を示すとともに、参列者に謝意を表しました。

(2010.6.11記載)