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2010年06月19日 カトリック長崎大司教区の高見大司教らが来会、庭野会長と懇談

庭野日鑛会長は6月19日、カトリック長崎大司教区の高見三明大司教、野下千年・カトリック中町教会主任司祭の訪問を受け、大聖堂特別応接室で懇談しました。立正佼成会から川端健之総務局長、国富敬二同副局長、岡原良之西九州ブロック長(長崎教会長)が、WCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会から畠山友利事務次長が同席しました。

懇談では、野下師が会長を務め、長崎県内の本会3教会も加盟する「長崎県宗教者懇話会」が毎年8月に行っている「原爆殉難者慰霊祭」や「ARMS DOWN! 共にすべてのいのちを守るためのキャンペーン」などが話題となりました。高見師は先ごろ、浦上教会(浦上天主堂)の被爆マリア像を携え、ローマ(バチカン)とスペインを巡礼し、NPT(核不拡散条約)再検討会議が開催された米国ニューヨーク・国連本部を訪れたことなどを紹介。被爆地・長崎から、核廃絶に向けたメッセージを発信し続けていく意向を示しました。
また、「第二バチカン公会議」以降のキリスト教内での教会一致、諸宗教対話の流れに言及。庭野会長も第6回WCRP世界大会の開会式がバチカンのシノドスホールで行われたこと、ローマ教皇ヨハネ・パウロ二世の呼びかけで行われた「アッシジ平和祈願の日」の集いに参加したことなどを語り、立正佼成会とカトリックの友好が確認されました。

(2010.6.25記載)