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2010年07月03日 大阪普門館で佼成カウンセリング研究所「相談研究会」

『つながりあう"こころ"と"ちから"』をテーマに、佼成カウンセリング研究所の「平成22年次相談研究会」が7月3日、大阪普門館で行われました。全国からカウンセラー有資格者ら104人が参加しました。

当日は、園浩一西日本教区長のあいさつに続き、4グループに分かれて代表者が活動を発表する「みんなの広場」が行われ、参加者は教会や地域での佼成カウンセラーの役割を確認しました。
このあと『孤立化を防ぐ、社会的ネットワーク』と題して武庫川女子大学の白石大介名誉教授が基調講演。社会福祉の役割は孤立している人々を地域社会に包摂することと説明しました。その上で乳幼児や青年、高齢者にまつわる問題を挙げて、社会福祉へのニーズは各世代、各地域で異なると指摘。問題を抱えた人を孤立化させないネットワークづくりにカウンセラーが携わる重要性を強調しました。さらに、問題によっては地域の専門機関や法的機関の活用、連携をとアドバイスしました。
グループ討議後、白石名誉教授、篠崎安代同研究所所長を交えて、分かち合いの時間が持たれました。

(2010.7.9記載)