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2010年07月18日 教えで人生を有意義に 今年次2回目の「壮年本部参拝」

平成22年次の「壮年本部参拝」の2回目が7月17、18の両日、大聖堂、第二団参会館を中心に行われ、60教会から1386人の壮年部員が参加しました。

18日に大聖堂で行われた式典では、鈴木孝太郎教務局副局長の導師のもと読経供養が行われ、『御本尊の願い』と題したナレーションが流されました。次いで、壮年部員代表が体験説法。不慮の事故で亡くなった娘の死後、法華経の研修に参加し、共に学ぶ仲間を心配する中で、悲しみから一歩を踏み出せた心の変化を説明。亡き娘の思いに応えられるよう、「人さまの幸せのために少しでもこの身を使わせて頂こう」と決定(けつじょう)し、その実践に努める日々を発表しました。
講話に立った酒井教雄顧問は、釈尊が「人生は苦なり」と説き、誰もが生きる中ではさまざまな悩みや思いがけない苦に直面するものと指摘しました。その上で、法華経の『生老病死を度し、涅槃(ねはん)を究竟(くきょう)せしめ』の言葉を引用し、苦しみの多い人生を有意義なものにしていく生き方を教えているのが仏教と強調。「明るい笑顔を持って生きていくことを教えてくださっているのが法華経であり、開祖さま、会長先生の教えです」と述べ、法を伝えていく壮年の活躍に期待を寄せました。このあと、法座が行われました。
式典終了後、参加者の一人は「今年の春に無事に定年を迎えることができました。布教に行った先のご縁で現在、障害者施設でボランティア活動をさせて頂いています。世のため、人さまのためにこの身を使い、新たな心で精進していきたいと思います」と語りました。

(2010.7.23記載)