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2010年07月12日 国際布教の推進へ第2・3期リーダー教育開く

海外教会・拠点のリーダーを対象にした国際伝道本部による「第2期(第2回)・第3期(第1回)リーダー教育」(本部教育)が7月12日から24日まで、本部施設や新潟・十日町市菅沼の生誕地道場などで行われました。米国、ブラジル、台湾、韓国、モンゴル、英国、バングラデシュ、スリランカ、インド、IBC(国際仏教教会)から42人が参加しました。

同教育は、仏教や立正佼成会の教え、活動に対する理解を深め、国際布教の推進を目指すもの。1期2年制で、毎年夏季に本部で集合教育が行われます。
12日の開講式に出席した参加者は、翌13日から23日まで2期、3期に分かれ各プログラムを受講。本部施設や生誕地道場での講義を通して、法華経をはじめ庭野日敬開祖や長沼妙佼脇祖の信仰観、儀式儀礼などを学びました。また、都内近郊の教会で布教実習に臨み、当番修行や法座、手どりに取り組みました。
24日午後には普門館国際会議室で、『国際布教への期待と布教リーダーの心がまえ』と題して渡邊恭位理事長による特別講義が行われました。渡邊理事長は、教えを生活に生かす在家仏教の修行のあり方を明示。特に「ご供養」「導き・手どり・法座」「ご法の習学」による「三つの基本信行」の実践を通じて、利他心を育んでいく大切さを強調しました。また、それぞれの国や地域の伝統、文化に配慮しながら、布教伝道に取り組んでほしいと期待を寄せました。
閉講式では、鈴木孝太郎国際伝道本部長から、2期生一人ひとりに修了証書が手渡されました。
また、夕方には佼成図書館視聴覚ホールでフェアウェルパーティーが行われ、庭野光祥次代会長が出席。あいさつに立った光祥次代会長は、参加者との出会いに感謝した上で「開祖さまから頂いた素晴らしい教えが、私たちにはあります。それを伝えていくのは私たち一人ひとりです。スマイルでご法をたくさんの人に伝えさせて頂きたいと思います」と語りました。

◆「リーダー教育」参加者の声

日本での2回のリーダー教育を通して、「仏法僧」の三宝に帰依していく大切さを学びました。教会で壮年部長のお役を頂いていますが、以前は、仏さまを拝んでいても、何か問題が起きると相手の言動に振り回され、怒りや憎しみといった感情を抑えられずにいました。
今回、研修や法座に参加し、仏さまと向き合う自分の心を見つめる中で、現象に左右されるのではなく、すべての物事は仏さまから頂いた成長のための修行であり、「すべて自分」と受けとめていこうと意識できるようになってきたと思います。また、お給仕の心構えを改めて教えて頂き、仏さまに対するように、誰にでも「合掌礼拝(らいはい)」の心で触れ合う大切さを痛感しました。スリランカに帰ったら、この学びをまず壮年部のサンガに伝え、仏性を磨き合いたいと思います。

(男性・50歳・スリランカ教会)

心に強く残ったことは、江東教会での布教実習です。み教えを伝えたいと願い、支部長さんとお導きに歩かせて頂きました。一人暮らしのお年寄りのお宅を訪ねると、ぶっきらぼうな対応に私は尻込みしてしまいました。しかし、庭で栽培されていたトマトが目に入り、「おいしそうですね」と声をかけると、その方は笑みをたたえ、私たちの話を熱心に聞いてくださいました。
以前の私は相手を認め、気遣う言葉をかけられずにいましたが、今回の出会いを通して「和顔愛語」の大切さを改めて学びました。
世界各地から日本に集い、共に学んだサンガと「世界中に仏教を弘(ひろ)める」ことを誓い合いました。ブラジルに戻ってもこの願いを忘れずに、自らが実践する後ろ姿を通して教えの素晴らしさを多くの方に伝えていきたいと思います。

(女性・61歳・ブラジル教会)

(2010.7.30記載)