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2010年08月23日 「全国大学生塾」第3回集合教育 塾生と韓国圓仏教の学生が交流

「全国大学生塾」(青年本部主管)の第3回集合教育が8月23日から27日まで普門館、第二団参会館などを会場に開催されました。第7期の塾生、韓国圓仏教の大学生ら19人が参加しました。

同塾では3年前から韓国の圓仏教を訪問して交流を深めてきました。今年は会場を日本に移し、研修や法座を通してお互いの教えを学び合い、また、宗教青年として世界平和に向けた具体的な行動を共にする中で真の平和観をかみしめることを目的に開催されました。
25日、『教えを学び合う』をテーマに普門館地下ホールで行われた研修では、両教団の参加者が講師を務め、お互いの教えや基本信行を説明しました。続いて、参加者4人が体験説法。青年部活動を通しての気づきや実践目標を発表しました。
翌26日午前には、庭野光祥次代会長との「結縁(けちえん)」の場が設けられ、両教団代表の2人が同塾での学びを発表。これに対し、光祥次代会長は「平和とは友達になること」という言葉を紹介し、「皆さんの姿を見ていると、今ここに、平和があるのだなと感じます」と述べました。また、言葉や文化の違いは互いを隔てる壁ではなく、相手をより深く理解し結びつける大切な役割があるとし、「違いを乗り越えて交流を深めた皆さんが、これから出会ういろいろな縁を通して人を活(い)かす生き方をしていって頂けたら、世界はまた一歩、平和に近づくと思います」と参加者の活躍に期待しました。
このあと、参加者は東京・八王子市の高尾山に移動。登山客でにぎわう高尾山口周辺で「ARMS DOWN!」の街頭署名を実施しました。
参加者の一人は、「光祥さまから教えて頂いた『平和=友達』という学びを胸に、出会うすべての人を仏と見ることができるよう努力していきたい」と感想を語りました。

(2010.9.3記載)