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2010年09月15日 一食平和基金とSVAが共催、カンボジアの文化や仏教学ぶ講演会

立正佼成会一食平和基金とSVA共催による講演会が9月15日、大聖ホールで開催され、82人が参加しました。同基金とSVAは現在、「カンボジア仏教・文化復興事業」を共同で実施しており、当日は『カンボジアの文化、そして仏教を語る』と題して、SVA同国事務所のイー・トン副所長が講演。中部大学の野田真里准教授が通訳を務めました。

渡邊恭位理事長の開会のあいさつに続いて講演に立った同氏は、スライドを使ってカンボジアの歴史や文化を紹介。1970年代のポル・ポト政権の弾圧によって、仏教が壊滅的な被害を受けたと説明しました。一方、仏教は今も、宗教、文化、社会開発、自然保護と多様な分野で中心的役割を果たしていると強調。「仏教はカンボジアの人にとって魂であり、仏教に対する支援はカンボジアの人々に希望を与えることにつながります」と述べました。
また、カンボジア国立仏教研究所の再建、SVAと共同で行う仏教・文化復興事業に対する本会一食平和基金の支援に謝意を表しました。

(2010.9.24記載)