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2010年10月09日 十日町市民と共に庭野開祖の功績讃え「生誕地まつり」

「第34回生誕地まつり」(主催・第34回生誕地まつり実行委員会)が10月9、10の両日、庭野日敬開祖の生誕地である新潟・十日町市で開催され、約1万2千人が集いました。立正佼成会から庭野日鑛会長はじめ教団役職者らが出席。10日の「市中行進」には、74教会が参加しました。

「生誕地まつり」は、庭野開祖の功績を讃えるとともに市民と会員が文化的交流を深め、同市の振興・発展に寄与することが目的。同市観光協会、商工会議所、「庭野日敬師に学ぶ会」、立正佼成会十日町教会をはじめとする地元の団体や企業が実行委員会を構成し、実施されています。
9日午後には十日町地域地場産業振興センター(クロス10(テン))大ホールで「ふるさと交流会」が行われ、同市関係者、本会会員ら約280人が参加しました。あいさつに立った関口芳史・十日町市長は同まつりの目的に触れながら「市民とのさらなる交流の機会になるように」と述べ、本会会員らを歓迎しました。
翌10日朝、同市博物館前遺跡広場内の「庭野日敬先生胸像」前で開会式が行われ、市内本町1丁目から同6丁目までの通りを会場にした「市中行進」がスタートしました。
地元の吹奏楽団や同市舞踊協会、大太鼓「雪花会」に加え、本会から74教会が参加し、マトイ・万灯行進のほか郷土の祭りや伝統舞踊、創作ダンスを披露。原町教会の「相馬野馬追(そうまのまおい)」、徳島、高松、丸亀教会の「阿波踊り」など、地域色豊かな行進が沿道の観衆を沸かせました。行進の様子は同市観光協会のホームページでライブ中継されました。
付近の通りでは十日町市の生産品や全国各地の特産品が販売される「全国特産市場」や、市民や同まつり参加者が得意の踊りやマトイを披露する「駅通り何でも自慢カーニバル」が催されました。
閉会式では村山義政・同まつり実行委員長のあいさつに続き、大野裕夫・新潟県副知事が祝辞に立ち、泉田裕彦・新潟県知事のメッセージを伝えました。このあと「追い込み」に続き、庭野会長が登壇。「十日町市の皆さま方に大変なおもてなしを頂きました」と謝意を表しました。
なお、9日夕に同市菅沼の大池で予定されていた「大池灯籠(とうろう)流し」(美佐島地区振興会主管)は、荒天のため中止されました。

(2010.10.15記載)