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2010年10月17日 「世界平和祈りの週間」終わる 諸宗教者らと各地で実践

世界の宗教者が時を同じくして平和のために祈りを捧(ささ)げる「世界平和祈りの週間」が10月17日から24日まで各教会で実施されました。

今年で36年目を迎えた「祈りの週間」には、仏教、神道、キリスト教、イスラームなど41団体が参画。立正佼成会でも期間中、会員たちが朝夕のご供養や教会での読経供養の際、「祈りの言葉」を唱和し、世界平和を祈念しました。
郡山教会では、同週間を内省と誓願の機縁にしようと、事前に各会員に誓願を記入する用紙「わたしの平和」を配布。自らの平和観を振り返り、世界平和に向けた実践目標を記し、教会に展示して臨みました。
一方、多くの教会が地域の諸宗教者と共に祈りを捧げました。
目黒教会が加盟する目黒宗教者懇話会は23日、東京・目黒区にあるカトリックのサレジオ教会大聖堂で目黒交通安全推進会と共に「世界平和の祈りと慰霊式」を開催し、会員ら350人が参集しました。式典には東京・トルコ・ディヤーナト・ジャーミイのエンサーリ・イェントルコ代表が初めて参加し、キリスト教、仏教、天理教、イスラームなどの宗教者、信者がそれぞれの儀礼儀式により祈りを捧げました。目黒教会の祈りでは、青年男子、女子部員12人による献灯献花に続き、お題目を三唱し、祈りの言葉を奏上しました。
また、筑豊教会嘉麻東支部は23日、福岡・嘉麻市にある射手引(いでびき)神社で「祈りの集い」を実施し、会員14人が参加しました。当日は、桑野英世宮司が祝詞を奏上。会員たちが祈りの言葉に続き、三帰依文を唱和しました。
このほか、八戸、市川、熱海、広島、松山教会など多くの教会が地域の諸宗教者と共に「平和の祈り」を捧げました。

(2010.11.5記載)