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2010年11月08日 奄美・集中豪雨被害に一食平和基金から緊急支援

立正佼成会一食(いちじき)平和基金運営委員会(委員長=沼田雄司教務局長)は11月8日、10月下旬に鹿児島・奄美大島を襲った集中豪雨の被害に対し、50万円の緊急支援を決定しました。11日、出射優行鹿児島教会長が奄美市役所を訪問。福山敏裕副市長に見舞金(目録)を手渡しました。

出射教会長は「一食を捧(ささ)げる運動」の意義を伝え、多くの会員が早期復興を願い、祈りを捧げていることを説明。福山副市長は、「被災者のために役立たせて頂きます」と謝意を表しました。
今回の豪雨は、各地でがけ崩れや河川の氾濫(はんらん)を引き起こすなど大きな被害をもたらしました。同市では、一日の降雨量が観測史上最高となる622ミリを記録。県の現地対策合同本部の報告によると、12日現在、死者は3人。460棟の家屋が全半壊し、床上、床下浸水は892棟に上りました。約20人が避難生活を送っています。
被災地を包括する同教会では、支部長らが会員の安否と被害状況を確認。会員宅1軒で床上浸水の被害が出ており、サンガが協力して散乱した家財の清掃作業などを行いました。

(2010.11.19記載)