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2010年11月20日 「青年幹部会」開く 光祥次代会長「仏さまの願いと一つに」

平成22年次の「青年幹部会」が11月20、21の両日、普門館で行われ、全国各教会と海外教会・拠点の青年幹部1473人が参加しました。21日に行われた式典では、庭野光祥次代会長の講話をはじめ渡邊恭位理事長のあいさつ、参加者による説法が行われました。前日の「全体会」では映像や参加者の発表を通し、今年、立正佼成会青年部が一丸となって取り組んだ「ARMS DOWN!」キャンペーンを振り返ったほか、松本貢一青年本部長が「平成22年次総括および平成23年次方針発表」に立ちました。

21日の式典では、読経供養のあと、渡邊理事長があいさつに立ちました。
渡邊理事長は、「ARMS DOWN!」の推進に尽力した青年幹部に感謝を述べるとともに、世界の青年宗教者が平和のために協働したことを讃歎(さんたん)。「皆さんは私どもに勇気と希望を与えてくれました。これは開祖さまに本当に喜んで頂ける大事業であったと思っています」と力説し、「私自身も、青年の皆さんと共に夢の実現に向かって精進することをお誓いします」と述べました。
続いて、参加者代表が説法を行いました。「ARMS DOWN!」の取り組みを通し、すべての出来事が自分の成長のためにあると気づいた体験や部員たちが得た功徳などを発表。また、「出会いを楽しむ」という光祥次代会長の言葉を胸にお役に励んできたと振り返り、部員一人ひとりの姿から多くのことを学んだ喜びを語りました。
12月1日より新たに青年本部長に就任する泉田和市郎桐生教会長があいさつを述べたあと、光祥次代会長が登壇しました。
光祥次代会長は冒頭、「ARMS DOWN!」の取り組みや成果を振り返るとともに庭野日敬開祖の生涯に触れ、一人ひとりが"本気"になる大切さを強調しました。その上で、庭野開祖から受け継いだ平和のために行動する"DNA"について、「それは、自ら願って不可能だと思えること、困難なことに挑戦し続けるDNAです。苦しみ、悩みとともに生きる中で、それを幸せになる道、仏になる道を歩むための縁として活かし、人さまのために生きる豊かな人生にしていくということ。それが開祖さまの遺(のこ)してくださったDNAです」と話しました。
このあと、来年次の「青少年布教方針」の項目の一つ、「仏さまのものの見方を習学し、身近な人の喜ぶ触れ合いができる菩薩になります」について詳述。法華経の如来寿量品を引用しながら、「『仏さまの願いの中にいま生かされている』ということを自分自身の確信としてつかんでいること」が重要だと示しました。
「『苦しみをなくす』のではなく、『すべてのものを生かして救う』」と語った上で、「仏さまの願いに波長を合わせ、どんなに小さなことでも、またどんなに大きな悩みでも、幸せになる道、仏の道を歩むおはからいにできるか、目覚める縁、成仏の縁にできるかということ」、さらに方便品で「仏種は縁によって起こる」と説かれていることを説明し、これらを学びの中心とする大切さを語りました。
最後に、自身の「決意」として、「人に出会って、あらゆるものを縁にして、幸せになり、仏道を歩む。そして、大きな悩みも、小さな気づきも、すべてが真実の道につながる法華経のダイナミズムが生き生きと感じられる、そんな青年部を皆さんと共に作り上げていきたいと願っています」と述べました。

20日午後、普門館で行われた青年幹部会「全体会」では、「ARMS DOWN! 特別大使」の説法に続き、立正佼成会の「ARMS DOWN!」実行委員長を務めた藤田桂一郎さんがあいさつに立ちました。
藤田さんは、キャンペーンを通して全国の青年部員と出会い、触れ合いを重ねる中で多くの学びを得たと報告。目標の1千万人を超える署名が集まったことに対し、活動の展開、推進に尽力した青年幹部に感謝を伝え、「これからも世界平和実現の道を共に歩ませて頂きましょう」と呼びかけました。
WCRP(世界宗教者平和会議)国際委員会の杉野恭一事務次長が世界各国の「ARMS DOWN!」の取り組みや成果を報告したあと、松本貢一青年本部長が「平成22年次総括および平成23年次方針」の発表に立ちました。
松本本部長は冒頭、「ARMS DOWN!」に取り組んだ部員たちを称賛し、感謝を述べると同時に、青年のチャレンジを支えた多くのサンガに深謝しました。
世界中で同じ志を持った青年宗教者と共に取り組めたことで「一乗グローバルネットワークが大きく前進、拡大した」と強調。キャンペーン終了が新たなスタートと力説し、今後も「共にすべてのいのちを守るために」という目標に向かい、「一食(いちじき)を捧(ささ)げる運動」や「一食ユニセフ募金」など、身近な平和活動を継続する重要性を語りました。
来年次の「青少年布教方針」、また、2年目を迎える『大志プロジェクト第三次三カ年計画』の「中期目標」について発表したあと、「布教態勢の新生~一人ひとりを大事にする布教態勢づくり~」に言及。青年部は五部制を基本とし、支部体制から教会体制へ移行することなどを解説し、「本物の仲間の輪を確実に広げていくことを目指します」と述べました。

(2010.11.26記載)