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2010年12月24日 「国際アドバイザー委員会」設置 渡邊理事長、ジポーリン博士と懇談

立正佼成会の国際伝道や国際的な宗教協力、平和活動の推進に関して提言、助言を行う「国際アドバイザー委員会」がこのほど、設置されました。本会と交流のある国際経験の豊かな外部の学識者4人で構成され、本部役職者による「国際委員会」(議長・鈴木孝太郎国際伝道本部長)の諮問的な役割を担います。2010年12月24日には、同委員会の非常勤国際アドバイザーに就任した宗教学を専門とするブルック・ジポーリン博士(米・ノースウエスタン大学教授)が本会を訪れ、事務庁舎で渡邊恭位理事長と懇談しました。

立正佼成会では2007年に国際委員会が設置され、これに伴いジーン・リーヴズ博士(米・ミードビル・ロンバード神学大学院元学長)が国際アドバイザーに就任しました。10年には後任としてミリアム・レヴェリング博士(米・テネシー大学元教授)を招へいし、国際活動に関するさまざまなアドバイスを受けてきました。今回、こうした諮問機能をさらに強めていくため、国際アドバイザー委員会が設置されました。
今後は年に1回、委員会を開催。本会の国際活動に関して議論を重ね、国際委員会に提言、助言するほか、本会のアドバイザーとして学会や学術的な国際会議などでの発表にあたります。
12月24日の懇談では席上、渡邊理事長がジポーリン博士に「国際アドバイザーの一人としてお迎えできたことを大変光栄に思います」と謝意を表しました。このあと、同博士が中国の天台教学に興味を持った経緯に触れ、天台仏教における法華経の重要性を説明。法華経の解釈などの話題が和やかに語り合われました。

【国際アドバイザー委員会】
◎常任国際アドバイザー=ミリアム・レヴェリング博士
◎非常勤国際アドバイザー=ジーン・リーヴズ博士、ブルック・ジポーリン博士、マルコム・ピアス博士(豪・カルナ財団設立者)

(2011.1.14記載)