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2011年01月01日 平成23年次「元旦参り」 庭野会長が「新年お言葉」

平成23年次「元旦参り」が1月1日、大聖堂はじめ全国各教会で行われました。約3300人が参集した大聖堂では、元日の祥気が満ちる日の出に合わせて午前6時半に開式。庭野光祥次代会長導師による読経供養に続き、庭野日鑛会長が年頭誓願文を奏上しました。

年頭誓願文の中で庭野会長は、「全会員へのご本尊およびご法号勧請」の意義に触れ、今年も継続して推進していく方針を明示。仏教の本質的な救われ方を認識し、日常生活で実践できる会員(善友(ぜんゆう))の育成を昨年から掲げていることを示した上で、『一人ひとりが智慧(ちえ)と慈悲を具(そな)えた、明るく・優しく・温かい人間になれるように取り組んでまいります』と所信を表明しました。
また、「妙法蓮華経譬諭(ひゆ)品」の『今此(こ)の三界は皆是(こ)れ我が有(う)なり。其の中の衆生は悉(ことごと)く是れ吾(わ)が子なり』の一節に触れ、宇宙全体が仏のいのちであり、鉱物や植物、動物、人間などすべてが仏の子であると説明。『この経文の精神を、きちんと受け止めて、光輝く仏の子として、皆共に仏道を歩む教団を目指してまいります』と誓願しました。
続いて「新年お言葉」に立った庭野会長は、今の自分はこれまでの人生の中で最も磨かれた「最高峰」であると同時に、未来に向けては「最も未熟」と強調。「謙虚にこれから精進させて頂くという気持ちで元旦を迎え、今日という日を大事に生きてまいりたい」と述べました。
式典終了後、庭野会長は一乗宝塔を参拝し、お屠蘇(とそ)を奉納しました。

(2011.1.14記載)