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2011年01月15日 「ゆめポッケ親子ボランティア隊」事前学習会 パレスチナ難民の現状学ぶ

3月にレバノンを訪問する「ゆめポッケ親子ボランティア隊」(隊長=佐保欽也越後川口教会長)の事前学習会が15、16の両日、大聖ホール、第二団参会館で行われました。8組16人の親子を含む25人が参加しました。

同隊派遣の目的は、紛争や対立で傷ついた子供たちへの「ゆめポッケ」の配付を通じ、自他のいのちを尊び、他者への思いやりを育むことにあります。3月26日から4月2日まで同国を訪ね、現地NGO(非政府機関)のNISCVT(社会福祉と職業訓練のための全国協会)、UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)の協力のもと、パレスチナ難民の子供たちに「ゆめポッケ」を手渡します。
学習会では、イスラエルとパレスチナの対立の歴史、レバノンでの難民の生活などについて説明を受けました。『世界の中のわたし』と題した研修では、「世界がもし100人の村だったら」と想定したワークショップが行われ、貧富の差をはじめとした世界の現状を学習。このほか、「親子別プログラム」などを通して、「一食を捧げる運動」の精神をかみしめ、出発までの各自の実践目標を定めました。
なお、昨年全国から寄せられた3万3701個の「ゆめポッケ」は、同国のほか、アゼルバイジャン、アフガニスタン、フィリピン(ミンダナオ島)、パレスチナ自治区(ガザ地区、ヨルダン川西岸地区)の子供たちに配付される予定です。

(2011.1.21記載)