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2011年02月04日 新宗連が北朝鮮による拉致被害者の即時帰国求め、要望書と署名を担当大臣へ

新宗連(新日本宗教団体連合会)の岡野聖法理事長(解脱会法主)、保積秀胤副理事長(大和教団教主)らが2月4日、東京・永田町の内閣府を訪れ、中野寛成拉致問題担当大臣に「北朝鮮による日本人拉致被害者の即時帰国を求める要望書」および新宗連加盟教団から寄せられた37万7298人分の署名用紙を手渡しました。衆議院北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会の奥村展三委員長、参議院同委員会の白眞勲委員長が同席しました。

北朝鮮による日本人拉致事件発生後、いまだ拉致被害者全員の帰国が実現していない状況を受け、新宗連は昨年7月から11月までの5カ月間、「北朝鮮による日本人拉致被害者の即時帰国を求める」署名活動を実施。22教団から37万7298人分の署名が寄せられました。
4日の訪問では、岡野理事長が署名活動の経緯を説明したあと、人類の福祉と世界平和への貢献を目的に活動を推進する新宗連として『全国から届けられた377298人の署名とともに、北朝鮮による日本人拉致被害者の即時帰国に向け、内閣総理大臣に早急に施策を講じるよう』求める要望書を中野大臣に提出。このあと、署名簿が岡野理事長から中野大臣に手渡されました。
これに対し中野大臣は、1月28日に拉致被害者家族会の代表らと面会したことに触れ、認定されている拉致被害者、特定失踪者など被害者全員の安否を心配する被害者家族の心情を紹介。問題解決に向け拉致問題担当の職員が国内外で必死に取り組んでいる現状を説明した上で、「皆さんからいろいろなお知恵、あらゆるご提案を頂き、努力させて頂きたい」と述べました。

(2011.2.10記載)