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2011年02月20日 光祥次代会長 山口ブロックへ今年初のご巡行


岩国教会を会場に今年初めて行われた「ご巡行」。参加者は「大法座」や講話を通し、学びを深めた

庭野光祥次代会長による今年初めての「ご巡行」が2月20日、山口ブロック(6教会、古谷佳子ブロック長)を対象に岩国教会で開催されました。青年部リーダーら576人が参集。泉田和市郎青年本部長が随行しました。講話の中で光祥次代会長は、「開祖さまは、苦を縁にして幸せになると教えてくださいました」と語り、仏教的なものの見方や考え方を身につける大切さを語りました。このあと、光祥次代会長を法座主に「大法座」が行われました。なお、光祥次代会長は今年、ご巡行で8ブロックを訪れます。

山口ブロック対象の「ご巡行」は、『すべては光輝く! 自分の光 見つけませんか?』をテーマに開催されました。泉田和市郎青年本部長のあいさつに続き、庭野光祥次代会長が講話。「ARMS DOWN! 共にすべてのいのちを守るためのキャンペーン」の取り組みに触れ、「一人の本気が、次の人の本気へ、そしてまた次の人の本気へつながり、本気の輪が広がっていきました。初めは無理だと思っていたようなことでも、実現していくことを学ばせて頂きました」と謝意を表しました。
また、人生は「苦」と説いた釈尊の教えを挙げながら、苦しみを通して周囲の温かさに気づき、思い通りにならない現象に対しても悲観的にならない見方を明示。庭野日敬開祖、庭野日鑛会長の信仰観を紹介し、「私たちは苦労があるから幸せになれないと思いがちですが、実は苦労があるからこそ、幸せになれると教えて頂いています」と語りました。
このあと、「大法座」が行われました。光祥次代会長は、会員の悩みに耳を傾け、物事をあるがままに見て、感謝で受けとめていく姿勢を強調しました。
この中で、1年間の闘病生活を送った青年婦人部員が子育てについての悩みを吐露。寂しい思いをさせたわが子に精いっぱい触れ合いたいと願う一方、思い通りにならないと厳しくあたってしまい、苦しみとなっている胸の内を明かしました。これに対し光祥次代会長は、わが子のために尽くしたいと願う母の心情を讃(たた)えた上で、母親の回復を願ってきた子供の心中に触れ、「今度は、お母さんが子供を心配する順番だと思います」と述べ、感謝の気持ちを素直に伝えていくよう励ましました。

(2011.2.25記載)