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2011年04月09日 癒しのひとときを 被災者を対象に第二団参会館で「やわらぎツアー」

立正佼成会「東日本大震災救援本部」は4月9、10の両日、被災者を対象とした「やわらぎツアー」(主管・参拝受入グループ)を第二団参会館で実施しました。震災や東京電力福島第一原子力発電所の事故によって避難生活を送る被災者に、入浴などを通してリフレッシュしてもらうことが目的。平教会の会員86人が参加しました。

「やわらぎツアー」では、家族での参加者に個室が提供されたほか、佼成病院の医師による「健康相談」や佼成カウンセリング研究所による「心の相談」が開設されました。子供たちが自由に遊べる「キッズルーム」も設けられました。
参加者は、1泊2日の行程を通して久しぶりの入浴や個室でのひとときを楽しんだほか、大聖堂の読経供養に臨むなどして思い思いの時間を過ごしました。
震災以来、不眠や頭痛を抱えていた女性会員は、「お医者さんに診察して頂けたので安心しました」と笑顔を見せました。自宅が津波の被害を受け、避難所生活を送る壮年会員は、「2週間ぶりの入浴で気持ち良かった。周りに気を使うこともなくゆっくり眠れた」と喜んでいました。同ツアーは今後も実施される予定です。

(2011.04.14記載)