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2011年05月04日 「佼成福祉講座」開催

「佼成福祉講座」(教務局社会貢献グループ主管)が5月4、5の両日、法輪閣第5会議室で開催され、全国から28人が参加しました。

5月4日、「佼成福祉概論」の研修に続き、『社会福祉への理解』と題して東京教育専門学校副校長の下岸幸子氏による講義が行われました。下岸氏は、「社会福祉」の「福」と「祉」という字は「幸せ」を意味するとし、「社会の中で自分らしく生きる」という人間の幸福の実現が社会福祉と話しました。その上で、「生活困窮者」「障害者」「高齢者」「児童」といった対象者別に法律や支援のあり方を説明。人々が安心して生活できるよう、福祉の理念と社会資源への理解を深めてほしいと期待を寄せました。
翌5日は、『精神的問題を抱えた人と共に生きる』と題して武蔵野赤十字病院心療内科・精神科の福山友紀子看護師が、『認知症介護の実態について』と題して社会福祉法人・章佑会「やすらぎミラージュ」前施設長の大武希巳枝氏がそれぞれ講義を行いました。
同講座は全2回で、次回は7月30、31日に開催されます。

(2011.05.12記載)