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2011年07月11日 国際伝道本部「リーダー教育」開講式 渡邊理事長が特別講義

海外教会・拠点のリーダーを対象にした国際伝道本部による「第3期(第2回)・第4期(第1回)リーダー教育」が7月11日午前、大聖ホールで開講しました。

同教育は仏教や立正佼成会の教え、活動に対する理解を深め、人々の苦の解決、平和実現に向け布教伝道の推進を担う人材育成が目的です。1期2年制で毎年夏季に本部で集合教育が行われます。今回は米国、香港、モンゴル、英国、バングラデシュ、スリランカ、インド、中国から33人が参加しました。
同日午後には渡邊恭位理事長による特別講義が行われました。この中で、リーダーを表す英単語「Leader」の6文字を頭文字とする「Listening(聞く)」「Empathy(共感)」「Affection(慈悲)」「Dedication(献身)」「Education(教育)」「Respect(尊敬する)」を布教推進役の資質として提示。相手の話に耳を傾ける大切さや相手から謙虚に学び、仏性を礼拝(らいはい)していく姿勢などを強調しました。
また、リーダーとしての物事の受けとめ方について説明。喜びや成功といった出来事に対しては周囲のお陰さまと感謝し、失敗や落胆にあたる事象に直面した際には相手を責めずに内省する大切さを語りました。
23日までの期間中、参加者は本部施設や新潟・十日町市菅沼の生誕地道場などで法華経研修や法座に取り組むほか、都内近郊の教会で実習に臨みます。

(2011.07.22記載)