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2011年12月03日 世界連邦日本宗教委「ハワイ平和祈念使節団」に渡邊理事長が参加

世界連邦日本宗教委員会(田中恆清会長)による「第30回ハワイ平和祈念使節団」が12月3日から10日まで派遣され、神道、仏教、キリスト教、新宗教の宗教・宗派から約120人が参加しました。立正佼成会からは、渡邊恭位理事長はじめ廣中成匡ハワイ教会長、赤川惠一総務局外務部外務グループ次長らが参加し、現地での慰霊祭、式典などに出席しました。

昨年は、1941年の日本軍による真珠湾攻撃から70年の節目に当たり、同使節団の派遣も82年の第1回以来、30回を数えます。5日には、ホノルル市内のホテルで「ハワイ平和祈念使節団第30回記念式典およびレセプション」が開催され、約150人が出席。田中会長はじめアリゾナ記念館のポール・デプレイ館長、在ホノルル日本国総領事館の加茂佳彦総領事、真珠湾攻撃の生存者や米海軍の代表があいさつ。30年にわたり派遣されてきた使節団の成果、意味合いなどがかみしめられました。
米海軍主催の「第70回パールハーバー慰霊祭」は7日(日本時間8日)、ホノルル市内の真珠湾(アリゾナ記念館敷地内)で行われ、米海軍関係者、市民ら約5千人が出席。米海軍の代表、デプレイ館長のあいさつに続き、田中会長が慰霊の言葉を述べた。田中会長は、追悼の意を表しながら、この70年間、日米両国が敵対関係から共に平和を祈る友人、同胞となる道へと歴史を積み重ねてきたことの深い意味合いに言及し、恒久平和への祈りを捧(ささ)げました。
このあと、使節団一行は、アリゾナ記念館内で神道、仏教、キリスト教それぞれの祈りを捧げました。
また、渡邊理事長は4日、ハワイ教会道場を訪問。会員約50人を前に講話を述べました。この中で、東日本大震災被災地への支援に謝意を表した上で、親孝行、先祖供養の教えを大切にし、仏の道を歩んでいくよう促しました。

(2012.01.13記載)