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2012年02月03日 一食平和基金運営委員会 比・ミンダナオ島台風被害に100万円を緊急支援


写真・MCL提供

立正佼成会一食平和基金運営委員会は先ごろ、昨年12月中旬にフィリピン・ミンダナオ島を襲った台風による甚大な被害を踏まえ、100万円の緊急支援を決定しました。「ゆめポッケ」を通じて立正佼成会と協力関係にあり、現地で被災者の支援活動を行っているミンダナオ子ども図書館(MCL)にすでに寄託しました。

国連人道問題調整事務所(OCHA)によると、台風被害の死者・行方不明者は1400人を超え、損壊した家屋も5万2千軒に上っています。現在も2万3千人が避難所で、また20万人がテントなどの簡易シェルターで生活を続けています(1月24日現在)。

洪水多発地域へも

MCLでは、これまで十分な支援が行き届いていない反政府組織であるMILF(モロ・イスラム解放戦線)の影響が強い地域やアクセスの難しい集落などを訪れ、救援活動を行います。また、昨夏以降、たびたび発生した洪水により、大きな被害が出ている地域でも被災者支援に取り組みます。本会からの浄財は、人々が身を寄せる際に用いられるビニールシートなどの購入に役立てられます。

(2012.02.03記載)