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2012年02月10日 一食平和基金運営委員会 7団体に計500万円を拠出

立正佼成会一食(いちじき)平和基金運営委員会(委員長=沼田雄司教務局長)はこのほど、国際的な支援事業を展開するNGO(非政府機関)が資金難に陥っていることなどを踏まえ、七つの団体に計500万円を拠出しました。

国際協力NGOセンターの調査によると、東日本大震災後、海外で活動を展開する団体への支援金は減少傾向にあるといいます。加えて、多くの団体が同震災に際してさまざまな救援、復興支援を行っており、国外の事業に携わる人手も不足しています。
こうした状況を受け、同運営委員会では、難民支援や環境保全活動などに取り組むNGOへの資金助成を検討。特定非営利活動法人「アジア日本相互交流センター」、特定非営利活動法人「パレスチナ子どものキャンペーン」など7団体への支援を決定しました。
寄託された浄財は、フィリピン・ミンダナオ島で貧困や迫害に苦しむ先住民族の子供への教育支援、パレスチナ自治区の難民キャンプで使用する学習教材の製作など、各団体が行うさまざまなプロジェクトに役立てられます。

(2012.02.10記載)