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2012年02月11日 『法華経の新しい解釈』中国語版 台北、台南両教会で 出版記念講演会

庭野日敬開祖の著書『法華経の新しい解釈』(中国語版)の出版を記念した講演会が2月11日に台北教会で、2月12日に台南教会でそれぞれ開催されました。テーマは『法華経に親しむ』。両教会の会員をはじめ僧侶ら合わせて約180人が参加しました。

『法華経の新しい解釈』の中国語への翻訳は、日本の駒沢大学で博士号を取得した釋真定法師の協力を得て2003年にスタート。約3年かけて完成し、昨秋、上海で仏教書や中国古典、学術書などを手がける古籍出版社から発刊されました。
台北教会での講演会では、陳忠厚同教会理事長のあいさつに続き、本会国際アドバイザーのミリアム・レヴェリング博士が登壇。法華三部経の「五百弟子受記品第八」「如来寿量品第十六」の内容を挙げ、法華経に示された行法観を分かりやすく説明しました。
続いて、訳者の真定法師が講演に立ち、庭野開祖の人柄や信仰観に触れながら、同書について「難しい仏教の教えを生活に生かせるように分かりやすく説かれている点」と説明。また、信を深め智慧を身につけていくには「法華経を学び、仏を念ずることを家庭の中から始めることが大事」と力説しました。
12日の台南教会では、レヴェリング博士、真定法師の講演に続き、荘金永同教会長があいさつ。「同書を通して教えを学び、多くの人のご縁になれるよう布教伝道に邁進(まいしん)していきたい」と話しました。

◆同書の国内での注文は、佼成出版社業務課までご連絡ください。
電話03(5385)2333

(2011.02.24記載)