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2012年03月02日 「アフリカへ毛布をおくる運動」が4月1日から実施 5月31日まで

「アフリカへ毛布をおくる運動」(同運動推進委員会主催)が、4月1日から5月31日まで実施されます。今年で28年目を迎える同運動に立正佼成会は今年も参画。各教会ではそれぞれの計画に従って同運動に取り組み、戸別訪問、チラシ配布などを通して、協力の呼びかけや収集活動が展開されます。同運動の概要とともに、現地で毛布を受け取ったアフリカの人々の声を紹介します。


昨年の毛布収集活動(松本教会)

「アフリカへ毛布をおくる運動」は、紛争や貧困などに苦しむアフリカの人々を支援するとともに、社会に同運動への協力を呼びかけ、分かち合いの精神をひろめることが目的。これまでに累計397万7361枚の毛布が提供され、アフリカ各国へ届けられてきました。
アフリカ各国では、自然災害や紛争、貧困により、多くの人々が厳しい生活を強いられています。毛布は寝具のほか、日中は強い日差しを防ぐ日よけとして役立てられます。 会員や市民から寄せられた毛布は国内でまとめられ、現地のパートナー団体を通じて支援対象者に手渡されます。

実施概要は次の通り。

【テーマ】
みなひとつの大いなるいのちの中に生かされている。だからこそ、心をつなぎ合い、認め合い、支え合っていこう

【国内毛布収集キャンペーン】
4月1日~5月31日

【配付対象地域】
アフリカ諸国  ※最終決定は7月頃の予定

【主催団体】
アフリカへ毛布をおくる運動推進委員会〈構成団体(50音順)=AMDA社会開発機構、JHP・学校をつくる会、日本国際ボランティアセンター(JVC)、立正佼成会〉

【後援団体】
外務省、国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所、特定非営利活動法人国連世界食糧計画WFP協会、特定非営利活動法人明るい社会づくり運動

【協力団体】
日本通運株式会社

【問い合わせ先】
社会貢献グループ内「一食(いちじき)平和基金事務局」
担当=星﨑、佐藤、末永
電話03(5341)1034

提供できる毛布

毛布を受け取る現地の人々に不公平が生じないよう、次の通り、ご協力をお願いします。
◆シングルサイズ(140×200~210センチ)以上、二重毛布可。
※船で輸送する間に虫が発生する可能性があるため、使用した毛布は必ずクリーニングに出すか、洗濯をお願いします(新品や洗濯済みの毛布はそのままおくってください)。
※古く汚れたもの、破れや穴のあるもの、綿毛布(他の毛布より薄いため)、毛布以外のもの(古着、布団、夏掛け、タオルケット、シーツなど)は受け付けできません。
※メッセージやイラストを添えると、とても喜ばれます。
【英文・メッセージ例】
Love and Peace(愛と平和)
Thinking of you(あなたのことを思っています)
Always with you(いつもあなたと一緒です)
We are one family(私たちは一つの家族です)
Praying for your happiness(あなたの幸せを祈っています)

送付先

次のあて先まで宅急便や郵便小包などでお送りください(送料自己負担)
〒230-0054
神奈川県横浜市鶴見区大黒埠頭15番地
日本通運大黒国際貨物センター「日通 大黒毛布係」
電話045(503)2222
※土、日、祝日は休み
トラックなどで倉庫に直接毛布を持ち込むことはできません。ご注意ください。

【倉庫受付期間】
4月2日~6月7日(最終日必着)
※教会から発送する際は、同運動の実施要綱をご確認ください。

海外輸送協力金

毛布1枚につき千円の海外輸送協力金をお願いしています。(海外輸送協力金のみの支援も受け付けています)
送金される場合は、以下の口座にお振り込みください。

【海外輸送協力金の送金先】
(1)ゆうちょ銀行、郵便局からの払込
口座名義=アフリカへ毛布をおくる運動事務局
口座番号=00110-6-351756
(2)他の金融機関からの振込
口座名義=アフリカへモウフヲオクルウンドウジムキョク
ゆうちょ銀行〇一九(ゼロイチキュウ)店 当座 口座番号=0351756

【注意点】
・海外輸送協力金は年間を通じて受け付けていますが、集計の関係上、本年度分は8月31日までに送金ください。
・送金する際に別途手数料がかかります。
・同推進委員会では、海外輸送協力金の領収書を発行しておりません。ゆうちょ銀行、郵便局の払込取扱票の控えが領収書となります。
・ゆうちょ銀行、郵便局から送金された方には、払込取扱票の「ご依頼人」欄の住所、氏名あてに報告書を兼ねたお礼状をお送りします。その他の金融機関から振り込まれ、お礼状を希望される方は、同事務局までお問い合わせください。

配付地からの声

「日本の皆さんに感謝しています。私の体を包んでくれる毛布を通して、モザンビークと日本のつながりを感じます。生活は苦しく、毛布を買える状況ではありませんでした。このおくり物は、町から遠く離れた場所に住む私にとって、とても貴重なものです」(モザンビークの女性・62歳))

「おばあちゃんと一緒に暮らしています。毛布をもらってから、苦しいことがあっても、希望があると思えるようになりました」(エイズで両親を亡くしたモザンビークの少年・10歳)

「子供9人と暮らしています。この地域は、夜になると冷え込む上、家の雨漏りで困っていました。寝る時に体に掛けるものがなかったので、毛布を頂けてとても助かっています」(紛争で夫を失ったウガンダの女性・48歳)

(2012.03.02記載)