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2012年03月02日 「WCRP震災復興キャンペーン2012」参画 「祈りと行動」軸に連帯


WCRP日本委員会の支援により行われている被災者対象の手芸プロジェクト(福島・会津の仮設住宅で)

立正佼成会「こころ ひとつに」プロジェクト推進本部はこのほど、「WCRP震災復興キャンペーン2012」に対する本会の参画のあり方を決め、発表しました。今後、WCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会加盟教団と協力しながら、東日本大震災の犠牲者と被災者に心を寄せる取り組みを展開します。

同キャンペーンは、『「東日本大震災をけっして忘れない」ための祈りと行動』をテーマに、宗教者が連帯して震災復興に取り組むものです。「失われたいのち」への追悼と鎮魂、「今を生きるいのち」への連帯、「これからのいのち」への責任--の三つを方針に掲げています。
実施事業は、(1)「東日本大震災の追悼と鎮魂ならびに復興合同祈願式」(2)「14:46の1分間黙とう」(3)「復興支援ボランティア」(4)「復興支援募金」(5)「『復興へ宗教者の提言』のための会議」(仮称)の五つ。このうち、本会会員に関連する2~4の3事業について、本会の参画の概要は次の通りです。

◆「14:46の1分間黙とう」

震災発生から1年を迎える3月11日から「東日本大震災の追悼と鎮魂ならびに復興合同祈願式」が行われる3月21日までの11日間、毎日、14時46分に追悼と鎮魂の黙とうを1分間行います。
大聖堂では当番修行の終礼中に実施。各布教拠点、本部各部署でも同時刻に黙とうを行います。各布教拠点では、15時からの唱題修行をこの時間に繰り上げて祈りを捧げることも考えられます。また、会員個々人がそれぞれの場所で祈りを捧げます。

◆復興支援ボランティア

会津地域を中心とした福島県内で被災者支援活動(生活支援、雪かき、茶会、清掃など)を実施。本会では、近隣の支教区(福島、新潟、茨城、北関東など)から参加を募ります。期間は3月から6月まで。毎週、金曜から日曜まで2泊3日の行程で行う。ふくしま連携復興センターなどが受け入れにあたります。

◆復興支援募金

WCRPの復興支援募金の勧募に対し、本会では、4月8日の降誕会に、全国一斉に教会内で会員を対象に募金を行います。
※このほか、一般市民を対象に街頭募金を実施する場合は、教務グループに相談。

(2012.03.02記載)