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2012年05月26日 平成24年次 佼成福祉講座 社会福祉への学び深める

「平成24年次佼成福祉講座」(社会貢献グループ主管)が5月26、27の両日、普門館地下ホールで開かれ、全国から24人が参加しました。同講座は、各教会の社会福祉専門担当者と共に佼成福祉を推進する人材の育成を目的としています。

26日、「佼成福祉概論」の研修に次いで、『社会福祉への理解』と題して東京教育専門学校副校長の下岸幸子氏による講義が行われました。下岸氏はこの中で、社会福祉のサービスについて、「社会的に弱者の立場に置かれている人が受けるだけでなく、誰もが法律、制度の中で無意識のうちに受けているごく身近なもの」と指摘。コミュニティーセンター、児童館などを挙げ、すべての人がその恩恵にあずかっていると説明しました。その上で、日本での「社会福祉」の歴史を時代背景を踏まえながら紹介しました。
夜には『精神的問題を抱えた人と共に生きる社会』と題して武蔵野赤十字病院心療内科・精神科の福山友紀子看護師が講義。翌27日には『地域における家族のあり方』と題して、文教大学の田中滋子名誉教授が講義を行いました。

(2012.06.01記載)