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2012年06月16日 第1回「平成24年次議員交流会」 政治と宗教の役割示す

「平成24年次議員交流会」の第1回が6月16、17の両日、法輪閣と第二団参会館で行われました。地方自治体の首長、議員はじめ各教会の渉外担当者ら370人が参加しました。

同交流会は、立正佼成会への理解を涵養(かんよう)するとともに、地域や教会の枠を超えた議員同士の交流を図ることが目的。2年ごとに開催されています。
16日、法輪閣大ホールでの開会式はTKWO(東京佼成ウインドオーケストラ)のアンサンブルで開幕。教団を代表してあいさつに立った渡邊恭位理事長は、同交流会に寄せた庭野日鑛会長のメッセージ(リーフレットに掲載)を紹介しました。その上で「宗教と政治は人々を幸せにし、調和のとれた世界をつくるという共通の目的があります」と強調。「宗教者は他の人々の幸せを願う利他の精神を広め、政治に携わる人は社会の諸課題に道筋をつけ、市民の生活を安定させることが重要」と両者の具体的な役割に言及しました。
山越教雄外務グループ次長による研修に続き、大川喜代治青森県平川市長が体験を発表。次いで根本昌廣外務部長が法話をかみしめ、震災への本会の取り組みを報告しました。
このあと、特定非営利活動法人ジェンの木山啓子事務局長が講演。2004年に発生したスマトラ島沖地震や昨年の東日本大震災に触れ、被災者の自立に向けた支援のあり方を紹介しました。この中で、産業の回復や復興を担う現地の人材の育成など、被災者の細かなニーズに向き合い、生活再建を継続的にサポートするNGO(非政府機関)の役割を説明しました。
17日には第二団参会館で「情報交換会」を実施。法輪閣での閉会式では鳥取市議会議員、東京都議会議員の感想発表のあと、庭野皓司参務が閉会のあいさつを述べました。

(2012.06.22記載)