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2012年08月24日 戦争犠牲者への慰霊式典 各地で 恒久平和願い、黙とう捧ぐ

終戦から67年。戦争により甚大な被害を受けた広島や長崎、沖縄で宗教協力による戦争犠牲者の慰霊式典が挙行されました。参列した会員たちは哀悼の誠を捧げるとともに、世界平和の実現に向け、誓いを新たにしました。教会道場で行われた催しと併せて紹介します。

◆原爆供養塔前で諸宗教者と祈り捧げる ―― 広島

「原爆の日」にあたる8月6日早朝、広島平和記念公園内の原爆供養塔前で「原爆死没者慰霊行事」(広島戦災供養会主催)が行われました。世界連邦日本宗教委員会平和巡礼団の一員として、立正佼成会から鈴木孝太郎中国支教区長が出席し、諸宗教者と共に世界の恒久平和を祈念しました。
また、広島教会では同日、「広島原爆犠牲者慰霊式」が実施され、会員196人が参集しました。学生部員34人による奉献の儀に続き、広島市に原爆が投下された午前8時15分に黙とうが行われ、犠牲者に哀悼の誠が捧げられました。

◆庭野WCRP日本委会長からメッセージ ―― 長崎

「長崎原爆忌」前日の8月8日夜、立正佼成会の長崎県下3教会が加盟する長崎県宗教者懇話会主催の「第40回原爆殉難者慰霊祭」が、長崎市の原爆落下中心地公園で行われました。宗教者、市民ら約700人が参加。教団から庭野皓司参務が出席しました。
慰霊祭では、お清めの儀、献水の儀に続き、同県内の小学生3人が平和への誓いを発表。「慰霊のことば」では、同懇話会副会長の田平樹男・本会長崎教会長が登壇したほか、WCRP日本委員会の三鍋裕・日本聖公会横浜教区主教が同委員会会長の庭野日鑛本会会長のメッセージを代読しました。このあと犠牲者の冥福を祈り、参加者全員で黙とうが捧げられました。
9日朝には長崎教会で「原爆犠牲者慰霊法要」が行われ、庭野参務が講話を述べました。また庭野参務は同日、長崎平和公園の平和祈念像前で行われた「被爆67周年長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」(長崎市主催)に本会代表として出席しました。

◆戦没者と震災犠牲者に向け鎮魂の祈り ―― 沖縄

『沖縄から世界へひろげよう 平和の祈り』をスローガンに「沖縄宗教者の会」(沖縄教会加盟)主催による「第22回祈りと平和の集い」が8月15日、糸満市摩文仁の沖縄平和祈念堂で開催されました。県内の諸宗教者をはじめ、同教会会員、市民約500人が参加。本部から赤川惠一総務局外務グループ次長が出席しました。
集いでは、同教会「佼琉太鼓」によるエイサーの奉納演奏のあと、カトリック教会の儀式に沿って平和の祈りが捧げられました。続いて、仏教を代表して学生3人が「誓いの言葉」を発表。この中で、小学生が「今、私にできることは、世界で起きている争いに目を向けて、どうして起きたのかを考え、それを次の世代に伝えていくことだと思います」と述べ、中学生が「僕は仏教徒として平和のために勉強し、社会の役に立つ人間になりたいです」と誓願しました。
このあと、来賓あいさつと代表献花が行われ、沖縄戦をはじめとした全戦争犠牲者、昨年発生した東日本大震災の犠牲者に慰霊の誠を捧げるとともに、世界平和の実現を祈念しました。

(2012.08.24記載)