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2012年09月11日 ハリス博士(英リバプール・ホープ大)が来会

イギリスのリバプール・ホープ大学で、人文学部の専任教員を務めるエリザベス・ハリス博士が9月11日、立正佼成会を訪問しました。

ハリス博士は神学、哲学、宗教学などを担当し、比較宗教学、仏教学に精通。英国メソジスト教会の幹事も務め、WCRP(世界宗教者平和会議)英国委員会のメンバーでもあります。1998年4月の「降誕会」の際には、IIC(英国国際諸宗教センター)のメンバーの一員として本会を訪れています。
当日は、事務庁舎応接室で根本昌廣外務部長、赤川惠一外務グループ次長と懇談。席上、同博士は、自身の上座部仏教の研究、特にスリランカでの紛争解決に向けた仏教の働きについての研究を紹介しました。96年以来、ヨーロッパで仏教・キリスト教間の学術的な研究ネットワークが推進されていることに言及。本会の理念や活動に関心が高く、仏教学の授業の中で、本会をモデルとして取り上げていることなども語りました。また、根本部長は一乗精神、本会の平和・社会活動などについて説明しました。
このあと、同博士は大聖堂、一乗宝塔を参拝し、開祖記念館を見学しました。

(2012.09.21記載)