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2012年09月19日 ハンス・ウコWCC元諸宗教対話局長が来会

WCC(世界教会協議会)元諸宗教対話局長のハンス・ウコ師が9月19日、立正佼成会を訪問しました。WCCは、キリスト教の諸教会・教派の一致を図るエキュメニカル運動の世界組織。1948年に発足し、スイス・ジュネーブに本部を置いています。本会は83年以降、WCCの総会に仏教の代表として参加し、ウコ師とも交流を重ねてきました。

当日、ウコ師は一乗宝塔を参拝したあと、事務庁舎応接室で赤川惠一外務グループ次長と懇談しました。ウコ師は、欧州における諸宗教間対話の現状に触れ、課題を挙げながらより一層の対話の必要性を強調。その中で、15年前に本会を訪れた際、法座に参加した体験を紹介し、諸宗教間の友好を深める上で、互いの信仰体験を分かち合うことが非常に効果的と語りました。
さらに、仏教について話が及び、赤川次長が本会のご本尊の意義や教えに基づく平和・社会活動を紹介。このあと、それぞれの信仰を基に対話を重ね、平和の実現に向けた宗教者の役割について意見を交わしました。

(2012.10.05記載)