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2012年10月25日 英・コベントリー大のアラン・ハンター教授が来会

英国コベントリー大学のアラン・ハンター教授が10月25日、立正佼成会を訪問しました。自動車産業などで有名な工業都市コベントリーは、第二次世界大戦時、ナチス・ドイツの標的となり、英国で最も激しい空爆を受けたことでも知られます。同大学は、平和と和解を研究するセンターを擁し、各国から100人を超える留学生が訪れています。 

同教授は平和と和解研究センターの前責任者で、本会会員や学林生の留学を受け入れた経験があります。曹洞禅や東洋哲学への造詣も深く、初めて来会する運びとなりました。
当日は、事務庁舎で根本昌廣外務部長、赤川惠一外務グループ次長と懇談しました。席上、同教授は、人間の安全保障の研究に関する日本の大学との学術的交流、同センターの平和学習プログラムなどを紹介。根本部長は本会が非武装2に取り組んできたことを説明した上で、これまでの二元的、二項対立的な考え方をもとにした安全保障政策から一乗の考え、精神に基づく人間の安全保障政策に特化していくことが大事だとの見解を示しました。
続いて、本会の理念や活動を紹介するVTR「仏性開顕」を観賞。根本部長が、本会の教えや日常の信仰活動、一食(いちじき)を捧げる運動をはじめとした平和・社会活動などを具体的に説明しました。
このあと、同教授は普門館内のWCRP日本委員会事務局を訪問。27日には佼成学園本部を訪れ、酒井教雄理事長らと面会し、佼成学園とコベントリー大学の交流、世界平和構築に向け、意見を交換しました。

(2012.11.02記載)