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2012年11月05日 WCRP日本委員会女性部会 奈良、京都で宗教別学習会

WCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会女性部会(部会長・森脇友紀子カトリック東京大司教区アレルヤ会会長)の「宗教別学習会」が11月5、6の両日に奈良県と京都府で行われ、加盟教団6団体から委員、会員ら13人が参加しました。

この学習会は、同部会の委員らが、WCRP日本委加盟教団はじめ諸宗教の教団を訪問し、その歴史や教義を学び、相互理解を深めることが目的で、毎年開催されています。
一行は5日、奈良・斑鳩(いかるが)町にある聖徳宗法興山中宮寺、同宗総本山法隆寺を訪問。中宮寺では鳩和殿などを見学し、本堂を参拝しました。
6日は、京都市の天台宗護国山安国院出雲寺毘沙門堂を訪れ、小林祖承執事長の案内で境内を見学し、叡南覚範門主の講話に耳を傾けました。叡南師は、よりよい社会を築いていくには、心の教育が大事と強調。「今こそ、温故知新の精神を大切にして、しつけや作法をきちんと伝えていくことが大切です。それには女性の力が重要」と語りました。
このあと一行は、賀茂御祖神社(下鴨神社)、本山修験宗総本山聖護院、本門法華宗大本山妙蓮寺を参拝、見学し、縁起や教えについて学びました。

(2012.11.16記載)