News Archive

2012年11月16日 「アフリカへ毛布をおくる運動」2万9349枚 3カ国へ

今年の「アフリカへ毛布をおくる運動」で集められた毛布の総枚数と配付国がこのほど、同運動推進委員会から発表されました。 

4月1日から5月31日までのキャンペーン期間中に全国から寄せられた毛布は2万9349枚。同委員会では、国際機関やNGOからの情報を基に、支援の緊急性などを考慮して配付国を検討。昨年アフリカ東部で発生した大規模な干ばつにより、ソマリアからの難民が集中するケニアをはじめ、モザンビーク、マラウイの3カ国に決定しました。各国に届けられた毛布は、パートナーとなる現地NGOを通じて、難民や自然災害の被災者、HIV陽性者およびエイズ患者、孤児や高齢者といった貧困下にある社会的弱者に手渡されます。現在、収集された毛布は神奈川・横浜市の大黒国際貨物センターに保管され、出港に向けた準備が進められています。
なお、併せて呼びかけられた海外輸送協力金は、11月5日現在で3232万211円に上っています。
毛布配付国と現地パートナー団体、予定枚数は次の通り。

ケニア/アフリカ開発緊急機構(ADEO)=1万9869枚
モザンビーク/共同体開発キリスト教協会(ACRIDEC)=1500枚
モザンビーク/KULIMA=3千枚
マラウイ/マラウイ赤十字社(MRCS)=4980枚

(2012.11.16記載)