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2013年01月28日 渡邊理事長 伊勢神宮へ 髙城少宮司と懇談

渡邊恭位理事長は1月28、29日に三重・伊勢市の伊勢神宮を参拝しました。板澤克枝松阪教会長が同行しました。

伊勢神宮は今年、社殿を20年に一度造りかえ、御神体を新宮へ遷(うつ)す「式年遷宮」を迎えます。式年遷宮が内宮で初めて行われたのは690年。以来、1300年続けられ、今年は「第62回神宮式年遷宮」として行われます。
渡邊理事長は28日午後、豊受大神宮(外宮)へ向かい、正宮の豊受大御神に御垣内参拝。続いて、第62回神宮式年遷宮を期して「社殿造営」「御装束神宝奉製」の技術を展観し、その技を後世に伝えようと昨年4月に完成した「せんぐう館」を見学しました。
翌29日には、神宮司庁を訪れ、髙城治延少宮司と面会し、新年のあいさつを交わしました。席上、信仰について話が及び、髙城師が鎌倉時代に定められた『御成敗式目』にある「神は人の敬ひによつて威を増し、人は神の徳によつて運を添ふ」という条文の一節を紹介。敬いの心によって神威が増し、その教えによって人が幸せになるとして、「お一人でも多くの方にお参りして頂けることがよいことと思います」と述べました。
これを受けて渡邊理事長は、せんぐう館で伝統技術と精神性に触れた感想を報告し、「日本人に生まれた誇りを感じました」と話しました。
このあと、皇大神宮(内宮)に向かい、天照大御神に御垣内参拝。内宮神楽殿で神宮禰宜(ねぎ)の相見和紀・同司庁奉賽部長と懇談後、神楽を奉納しました。

(2013.02.08記載)