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2013年02月24日 教団本部 「ISO14001」認証継続が決定

教団本部の「ISO14001」認証取得から3年が経過し、1月に行われた審査機関による「再認証(更新)審査」の結果、このほど認証の継続が決定されました。ISOの認証の有効期間は取得から3年。この間に最低年1回の「維持審査(サーベイランス)」が必要なほか、継続には再認証審査が定められており、組織の環境マネジメントシステム(EMS)の運用状況や法令順守への取り組みなどが調査されます。今回の審査により、本部のEMSが有効に運用されていることが確認されました。

ISO14001は、組織の活動によって生じる環境への影響を持続的に改善する仕組み「EMS」を構築し、その運用と改良が求められる国際規格。認証の取得、継続には、国際標準化機構の定める項目を満たした上で、各組織が目標値や計画を自主的に定めて取り組むことが必要となります。
立正佼成会は2008年末から、本部周辺施設や青梅練成道場、生誕地道場、佼成霊園などを対象にEMSを構築。各部署で環境に配慮した業務の取り組みを進め、10年2月に認証を取得しました。
取得後初めてとなる再認証審査は1月9日から11日まで行われ、渡邊恭位理事長へのインタビューをはじめ、環境管理責任者の川端健之総務局長、EMS事務局への面接を通してEMSの運用、活動による環境への影響を特定する「環境側面」の取り組み、ロゴマークの使用状況などが調査されました。また、それぞれの施設、部署で目的・目標や実施計画、運用管理、記録管理などが調べられました。
その後の審査の結果、本部のEMSが、規格の要求事項に適合して運用されていることが確認され、1月末に再認証が正式に決定されました。審査の中では、昨年の維持審査で不適合とされた事項に対して是正処置が取られたことが認められました。また、本部教庁内におけるペーパーレス会議の実施や、二酸化炭素排出量削減の継続的な取り組みなどが評価されました。

(2013.02.22記載)