News Archive

2013年03月21日 WCRP日本委 岩手・山田八幡宮で 震災犠牲者を追悼、復興を祈願


諸宗教者が共に鎮魂の誠を捧げ、復興を祈願した

WCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会主催による「東日本大震災の追悼と鎮魂ならびに復興合同祈願式」が3月21日、岩手・山田町の山田八幡宮(佐藤明徳宮司)で行われました。加盟教団の代表、地元の宗教者ら約150人が参列、立正佼成会から椎名啓至関東教区長、長谷川泰弘奥羽支教区長、小林克州釜石教会長ら13人が参加しました。

昨年に続き被災地で行われた同式典では、神道の儀礼儀式に沿って鎮魂の誠が捧げられ、加盟教団の代表者が玉串を奉てん。続いて、それぞれの儀礼儀式により、慰霊の誠を捧げ、復興を祈願しました。
このあと、同宮の佐藤宮司があいさつに立ち、「大杉神社と八幡神宮の二社のお祭りが今、できない状態です。お祭りを復活させることが山田を復興し、町民に元気を与える源になるものと信じ、一致団結して取り組んでいきたい」と語りました。
同日本委理事・震災復興タスクフォース責任者の前島宗甫師(日本キリスト教協議会元総幹事)が謝辞を述べ、参列者一同が海の方角に向かい、1分間の黙とうを捧げました。

(2013.04.05記載)