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2013年05月23日 WCRP国際委とKAICIIDが合同会議 平和に向けた協働を表明

WCRP(世界宗教者平和会議)国際委員会とKAICIID(アブドッラー国王宗教・文化間対話のための国際センター)が連携しながら世界平和に貢献していくことが、5月23日、KAICIIDの事務局(オーストリア・ウィーン)で行われた合同会議の席上、全会一致で決定されました。両組織の事務総長はじめ幹部らが参集、KAICIID理事として庭野光祥次代会長も参加しました。

 

KAICIIDが携わる「他者のイメージ」の世界会議と第9回WCRP世界大会が連動してウィーンで行われることは、すでに決められています。合同会議は、実務協議を進める上でのスタート点と位置付けられました。実際の会議ではさらに11月以降も連携し合い、対話と平和のための実践を誓い合う場となりました。
WCRP国際委のウィリアム・ベンドレイ事務総長は、第9回世界大会のテーマが『他者を歓迎する』(仮訳)であることに触れ、「互いの協働が、このテーマを世界に広げ、促進することになる。協働に向かう過程の第一に対話がある」と連携に向けた強い意志を表明しました。
KAICIIDのファイサル・ムアンマール事務総長は「共通の志に向かっていることが大切だ。世界のあらゆる所で平和のメッセンジャーとして働きたい。末永く協力していきたい」と述べました。

(2013.05.31記載)