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2013年05月25日 教員・保育士志望者セミナー

教育者教育研究所主催の「教員・保育士志望者セミナー」が5月25、26の両日、立正佼成会本部施設で開催され、教員や保育士などを目指す会員15人が参加しました。

25日は、第二団参会館8階研修室で参加者代表が教員試験に合格した体験を発表。大学時代、学林光澍生の仲間との触れ合いを通して、人の言動の奥にある心の動きを見つめるように心がけ、そのことが現在の教員生活で生徒との関係に大きく役立っていることを伝えました。
次いで、芳澍女学院情報国際専門学校の大谷津晴夫校長が『心を耕す教育者をめざして』をテーマに研修。大谷津氏は、子供の問題行動について、現象面だけを見るのではなく、家庭環境など行動の背景にも目を向け、子供や親の思いに寄り添う重要性を語りました。その上で、「問題は人を成長させる宝であると仏教では教えています。問題から目をそらさず、しっかりと向き合い、そこから学んでいく姿勢が大切」と述べました。
なお、5月11、12の両日には、大阪普門館で西日本の参加者を対象にした同セミナーが行われました。

(2013.05.31記載)