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2013年08月04日 比叡山宗教サミット26周年 世界平和祈りの集い

比叡山宗教サミット26周年「世界平和祈りの集い」(天台宗国際平和宗教協力協会、天台宗・比叡山延暦寺主催)が8月4日午後、滋賀・大津市の比叡山延暦寺の一隅を照らす会館前「祈りの広場」で開催され、国内外から約千人の諸宗教者が参加しました。立正佼成会から園浩一西日本教区長らが出席しました。

同集いは、1986年にイタリアのアッシジで開かれた「アッシジ平和祈願の日」の精神を引き継ぎ、翌年から毎年、諸宗教者が宗教・宗派を超えて世界平和への祈りを捧げるものです。
今回の集いでは、「般若心経」などの読誦(どくじゅ)に続き、半田孝淳・天台座主が「平和祈願文」を奏上。この中で、文明を追求する人間の欲が地球環境を損なう危険性を指摘し、「我欲を超えた叡智(えいち)をもって対処すべき時を迎えております」と述べました。
続いて、仏教、キリスト教、神道、教派神道、新宗教などの代表者12人が登壇。「平和の鐘」に合わせて参加者と共に1分間の黙とうを捧げました。
「比叡山メッセージ」が朗読されたあと、「平和の合い言葉」を全員で唱和しました。

(2013.08.09記載)