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2013年08月14日 新宗連 戦争犠牲者慰霊並びに平和祈願式典

新宗連(新日本宗教団体連合会)主催による「第48回戦争犠牲者慰霊並びに平和祈願式典」が8月14日、東京・千代田区の国立・千鳥ヶ淵戦没者墓苑で開催され、加盟教団の会員、信徒、来賓ら2500人が参加しました。主管は新宗連青年会(新日本宗教青年会連盟)。立正佼成会から庭野日鑛会長(新宗連顧問)、渡邊恭位理事長(同理事)が参列しました。

同式典は、教義や信条の違いを乗り越え、宗教協力の理念のもと、戦争犠牲者に慰霊の誠を捧げるとともに、絶対非戦と平和実現の誓いを新たにするもの。
式典では、新宗連の岡野聖法理事長(解脱会法主)があいさつ。真の平和は「すべてのいのちを尊び敬い、そのいのちが喜びのうちに活かされる世界」の実現にあることを示した上で、「今生かされて生きているご恩を自覚し、周囲の人々の神性・仏性を拝み、身近な所から感謝の心、思いやりの心、おかげさまに報いる心を実践していくことが世界平和実現の第一歩であると確信しております」と述べました。
加盟教団の青年女子による献灯、新宗連青年会地方連盟代表による折り鶴奉納に続き、教団別礼拝が行われました。
このあと、新宗連青年会の田野伸二委員長(円応青年会会長)が「平和へのメッセージ」を発表。先師・先達から受け継いだ「平和への願い」と、戦争によって多くの人々が味わった哀しみ、苦しみを決して忘れることなく、次の世代へと伝えていくことが宗教青年の使命であり、亡き人々の思いに応える最大の慰霊、供養になるとの信念を披歴し、今後の実践を誓いました。

(2013.08.23記載)