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2013年11月02日 開祖記念館公開講座 平和活動、宗教協力に焦点

第7回開祖記念館公開講座が11月2日、法輪閣大ホールで行われ、366人が参加しました。今回は、19日からオーストリア・ウィーンで開催される第9回WCRP(世界宗教者平和会議)世界大会を前に、庭野日敬開祖の平和活動や宗教協力に焦点が当てられました。

『開祖さまのご偉業――平和のための宗教協力』と題して講演した勝山恭男・佼成三和会顧問(WCRP日本委員会初代事務次長)は、世界平和を願い、宗教協力に尽力した庭野開祖の足跡を、「宗教の相互理解と協力という新しい時代をもたらす上での偉大な貢献」と強調。庭野開祖の精神と実践を正しく伝えていくため「一人ひとりが心の中に平和の砦(とりで)を築くことがその第一歩」と語りました。
次いで、吉澤健吉・京都新聞総合研究所特別理事(京都産業大学教授)が『新聞記者からみた庭野日敬開祖』と題し講演。他の宗教者を常不軽菩薩の精神で拝み続けた庭野開祖の姿を紹介しました。その上で、庭野開祖の心は、すべての人の救われを願う「一仏乗」の世界そのものだったと述べ、その願いを立正佼成会会員が継承することに期待を寄せました。

(2013.11.08記載)