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2013年11月21日 WCRP日本委青年部会 大会テーマに沿い普門館で討論会

WCRP日本委員会青年部会による討論会「『第9回WCRP世界大会』青年日本会議」が11月21日、普門館地下ホールで開催されました。テーマは『「第9回世界大会」を共にむかえよう』。10教団・団体から21人が参加しました。

討論会は、同時期にオーストリア・ウィーンで開催された世界大会のメーンテーマ『他者と共に生きる歓び』について話し合い、青年宗教者が果たすべき具体的実践を議論するもの。
当日は、本門法華宗の石川清哲同青年部会幹事長のあいさつ、第8回世界大会の模様を映像で振り返ったあと、インターネットを利用してウィーンと交信。同委員会スタッフが現地の様子を報告しました。
続いて、テーマごとにメンバーを入れ替える手法を用いて討論会を実施。4グループの参加者が、『あなたはどんな時に生きる歓びを感じますか』『他者はあなたにどんな歓びを与えてくれますか』『あなたにとって“他者と共に生きる歓び”とはどんな姿ですか』の3テーマについて議論を重ねました。
この中で、生きる歓びについては「人と心がつながっている状態」「不思議な出会いをした時」などの意見が挙げられました。また、他者から与えられる歓びとしては、「相手を通して自分が変わった経験」や「自分の存在を認めてもらえた時」などの体験が示されました。
その上で、「お互いに思いを寄せ合う世界」「同じいのちを生きていることを感じられる状態」が“他者と共に生きる歓び”の姿であると確認。参加者は「自分がされたくないことはしない」「まず自分が相手に心を寄せる」などの実践目標を立てました。

(2013.12.6記載)